土地のみの不動産を売却しました

相続した不動産を売却することに

10年前に親の不動産を相続しました。
戸建ての住宅ですが賃貸中でした。
その後空き家になり維持管理が面倒なため売却することにしました。
まず不動産仲介業者を探すことから始めました。
ネットで査定してもらった数社のうちから1社を選びました。
査定金額は当初考えていたか価格に比べて格段に低い価格となりました。
持っていた土地は築40年を超える木造住宅の敷地でしたが、これは取り壊し更地の状態で売却することにしました。
査定の価格が低かったのはひな壇状の土地で擁壁が昔の工事のため、新しく家を建てるためには再度擁壁を作り直す必要があるためその費用分を差し引かなければならないためでした。
その土地の固定資産評価額より低かったのでかなり落胆しました。

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土地のみにして不動産売却をする決断をした理由

親から相続した空き家を売却したいと考えていたのですが、不動産業者に相談したら売るのが難しいかもしれないと言われてしまいました。
親が長年住んできた家であり、少し前まで住んでいたので特に問題なく中古一軒家として買ってくれる人もいるだろうと安易に考えていたものの、
話はそんなに簡単ではないと知ったのがこのときです。
確かに親が亡くなる二年前から自分と同居していて誰も住んでいない状況になっていました。
その後、相続のために仲を整理整頓して本当に何もない状況になっていたものの、
修繕も掃除もろくにしていなかったので老朽化が進んでいたという事実に気づいていなかったのです。
査定を受けた時点で長く住むことができる状態ではないから、買い手が見つかったとしても瑕疵が見つかってしまうおそれがあると言われました。
瑕疵担保責任の問題が生じるのは確かに大変なので、どのようにして売るかを検討しなければなりませんでした。
その不動産業者から提案されたのが二つあり、一つはリノベーションをしてリノベーション物件として売りに出すという方法です。
確かに家自体は広々としているので美しく作り変えてしまえば魅力的な家になる可能性は十分にありました。
しかし、そのための予算を確保するのが大変であり、補助金を活用したとしても家計が苦しくなりそうなのが心配でした。
そこで選んだのがもう一つの選択肢です。
家を解体してしまって更地として土地のみを売るという方法でした。
解体費用がかかるのは確かですが、リノベーションをするのに比べたら随分安上がりになるのが魅力です。
それで土地のみで売れてしまえば問題ないと考えて決断しました。

もう一つ土地のみにして不動産売却をしようと決めた理由があります。
角地で面積も広かったので、もしかすると個人ではなく企業が買ってくれる可能性があると考えたのです。
コンビニや飲食店程度を建てられる程度の面積はある土地だったので、余計な建物がなくなってしまえば企業が目をつけてくれる可能性はあると考えていました。
そのときに相談していた不動産業者は個人への販売を専門的に扱っている業者だったのでそのような提案はしてくれませんでしたが、
自分にはその発想があったので別の業者にも同じ相談を持ちかけてみたところ、実際に土地を探している業者があるのですぐに連絡してみることもできるという話を受けられたのです。
ただ、個人に売るのと企業に売るのとでどちらが得なのかはこのときは知りませんでした。
そのため、もともと相談していた業者にも土地の査定を行ってもらって、個人に売るときと企業に売るときとでどちらの方が高く売れそうかを比較検討して最終決定をすることにしました。

私にとって幸運だったのはどちらもこの時点で媒介契約を結ぶのを強要しなかったことです。
契約を結びましょうという提案は両方から受けましたが、一般媒介契約を結ぶよりも先延ばしにしておいた方が柔軟性があると考えて交渉したのが正解だったでしょう。
土地のみの査定価格を出してもらう一方で、企業による購入についても候補があるという話を得ることができました。
企業からの提示価格は正確には示してもらえなかったものの、およその金額を聞いたら査定価格よりも割高だったので、企業側に売ろうと決断しました。
角地ということを評価してもらえたのだろうと考えると、やはり自分の想定は正しかったのだとわかります。
基本的にはその不動産業者に仲介をしてもらって売買契約を締結するという流れで話は進んでいったので、相手が企業であっても取引そのものに大変さはありませんでした。
解体費用は一時的にかかりましたが、良い土地だったお陰で高く売却できて満足しています。